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2019/04/20

reorg(&mybookshelf); // #9

  • 井尻正二/秋山雅彦=編著 化石の世界 大月書店(1992/09/11) ISBN4-272-44022-5
  • アンドリュー・パーカー=著 渡辺政隆/今西康子=訳 眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く ISBN978-4-7942-1478-2
  • マテュー・グネル=著 米田成一=監 斎藤かぐみ=訳 隕石 迷信と驚嘆から宇宙科学へ 文庫クセジュ(2017/05/30) ISBN978-560-51012-4
一口に昔のモノと言うと,骨董品や美術品の様なモノも悪くないのだが,理系的には化石と隕石を挙げない訳には逝かぬ.詳しい内容は...まぁ,上記の様なちゃんとした本を読めば良い.
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 1 創元推理文庫(1974/12/13) ISBN4-488-52301-3
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 2 創元推理文庫(1976/08/20) ISBN4-488-52302-1
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 3 創元推理文庫(1984/03/30) ISBN4-488-52303-X
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 4 創元推理文庫(1985/11/29) ISBN4-488-52304-8
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 5 創元推理文庫(1987/07/10) ISBN4-488-52305-6
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 6 創元推理文庫(1989/11/24) ISBN4-488-52306-4
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 7 創元推理文庫(2005/01/21) ISBN4-488-52307-2
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 別巻 上 創元推理文庫(2007/09/28) ISBN978-4-488-52308-4
  • ハワード・フィリップス・ラヴクラフト=著 大瀧啓裕=訳 ラヴクラフト全集 別巻 下 創元推理文庫(2007/12/28) ISBN978-4-488-52309-1
ぃぁぃぁ...失敬.昔のモノ,出てきますね.すごく昔のモノが...で,内容はと言うと,殆ど面白くなかった...と言ったらマニアに刺されそうだが,個人の感想なので.どっちかっつーと,メジャー/マイナー問わず,最近のオマージュ作品の方が面白く感じる.やっぱりオレが現代人だからなのだろうか.

アプリオリ(a priori)と言う哲学用語がある.経験的認識に先立つ先見的/自明的なモノの事で,カントとかが良く使う.カントによれば,空間と時間はアプリオリな概念らしいが,ここでカントの二番煎じを行うつもりはない.ただ,昔のモノ繋がりで言えば,時間が不思議なモノだと感じる事は良くある.
  • ジャン・ポール・サルトル=著 鈴木道彦=訳 嘔吐 新訳 人文書院(2010/07/20) ISBN978-4-409-13031-5
これは異常な瞬間だった。私はそこで凍りついたように動けず、恐ろしい陶酔に浸っていた。けれどもこの陶酔のまっただなかに、何か新しいものがあらわれた。私は〈吐き気〉を理解し、それを所有していたのだ。実を言うと、私は自分の発見を明確に言語化したわけではない。しかし今はそれを言葉にするのも容易に思われる。本質的なことは偶然性なのだ。つまり定義すれば、存在は必然ではない。存在するとは単にそこにある、、、、、ということなのだ。
ジャン・ポール・サルトル=著 鈴木道彦=訳 嘔吐 新訳
徒歩通勤と食材の買い出しを除けば,外出はおろか,遠出をする事は殆ど無いのだが,偶にバスや電車で移動する時,普段の歩く速度とは桁の違う速度で移動している時,ふとそう感じる時がある.窓からは幾つものビルやマンションが見える.電線や踏切,アスファルトで舗装された道路.コンビニや飲み屋の電飾.自転車や車,それで移動する人達.それら全ては,多分100年位前は存在しなかった.乗り合わせた人達も運転手も自分も,この電車やバスも100年前には存在しなかった.まぁ,寺や神社や神木なら100年前からあったかもしれんが.

日本人はコメを喰う.実家から持って来たmaxで3合炊きの古い小さな炊飯器から御飯をドンブリに盛っている時に,ふとそう感じる.今,コメを作っている農家の人たちは100年もコメを作っている訳ではないし,多分100年もコメを作り続ける事は出来無い.つまり,田植えも稲刈りも未だ100回も経験していないし,これから死ぬまでコメを作り続けても100回も経験出来無い.

目の前のPC上のエディタで開かれたコードを見る.PCも,その上で動作するエディタも100年前には存在しなかった.モノとノリに依るが,日に10kLOC程度までなら書く事が出来る.オレが死ぬまで,あとどれ位のコードが書けるだろうか.

2019/04/19

reorg(&mybookshelf); // #8

ガキの頃の話をしよう.雑木林と草っ原で遊んでいたガキの頃の話を.
  • 椎名誠 蚊學ノ書 夏目書房(1994/10/25) ISBN4-7952-5778-7
  • アンドリュー・ロウラー=著 熊井ひろ美=訳 ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥 インターシフト(2016/11/30) ISBN978-4-7726-9553-4
  • ペーター・ヴォールレーベン=著 長谷川圭=訳 樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 早川書房(2017/05/25) ISBN978-4-15-209687-6
  • ペーター・ヴォールレーベン=著 本田雅也=訳 動物たちの内なる生活 森林管理官が聴いた野生の声 早川書房(2018/08/15) ISBN978-4-15-209789-7
良く蚊に刺された.と言うのも,自ら進んで雑木林に突撃してカブトムシとクワガタを死ぬほど捕まえていたからだが.カブトムシとクワガタ,マジで死ぬほど捕まえてたからな.どれ位捕まえていたかと言うと,熱中症になると言われて母親に無理矢理被らされていた帽子,ツバの部分を内側に折り込んでギョウザみたいな形にして虫籠代わりにしていたんだが,アレに詰め込み過ぎて帽子が破れる位.

蚊に刺されるのは,まぁ,痒くなる以外はなんでもなかったんだが,ハチはヤバイ.カブトムシは樹液が出ているトコに良く居るんだが,同じトコにスズメバチも居るのでBB弾で狙撃して仕留めてから捕まえたりしてたな.当然命中率はあまり良くないので,狙撃に失敗した場合は一目散に逃げ出したりしてた.今思えば,命知らず過ぎた様な気もする.あと,アレや,カナブン.飛んでる時の音がハチみたいで,目の届かない背後や頭上を飛ばれるとマジでビビる.反射なんだろうが,ビビると首を引っ込めてしまうので,首筋が何時も攣りそうになった.

時間帯の問題だろうケド,クワガタは樹液の出ているトコにはあまり居た記憶が無い.日が出ている間は梢と言うか,高い所に隠れている.或る程度大きな木は手の届く所に枝が生えていないので,あまり木登りには向いていない.つまり,登って捕まえに行く事は出来無い.どうやって捕まえるかと言うと,それっぽい木の近くに立って利き足の裏を幹に当てて,"ト"みたいな恰好で精神統一した後,徐に幹を蹴る.蹴った後,数秒は利き足を地面に戻してはならない.余計な音を発てない為だ.出来れば,呼吸も止める.巧く行くと,梢まで蹴った振動が伝わり,ワンテンポ遅れてノコギリクワガタとかが落ちて来る.振動にビックリして木に掴まって居られなくなるっぽい.地面に落ちると,ボタッと特徴的な音がするので,これで当たりを付けて回収する.周りが煩いと,この落下音を聞き逃してしまうので,静かな時間帯を選ぶと良い.早朝,ガキ向けのニチアサ番組が始まる前あたりが丁度良い."それっぽい木"と言ったが,高い所に隠れているヤツが見えている訳では無いので,ハズレを引くと,当然,何も落ちてこない.そう言う場合は,苦し紛れに木の根元を穿るとコクワガタとかが捕れる事がある.

ニワトリを飼っていた.確かチャボと烏骨鶏,それから何か良く分からん白くて赤い鶏冠の図体がデカいヤツ.ウサギとモルモットも飼っていたので,放課後や休みの日は犬の散歩がてら草っ原から奴らの餌を調達していた.生えてる草を適当にぶち抜いてビニル袋いっぱいに詰めて持って帰り,奴らを飼っている小屋の中に撒いておくと,翌日には跡形も無く消えていた.奴ら,日中はずっと草食ってたイメージがある.

草いきれと言う言葉がある.晩夏を表す季語らしいが,草っ原の実態は爽やかさからは程遠い.葛やセイタカアワダチソウ,ハルジオンならそれほど臭いはしないが,ヨウシュヤマゴボウやヘクソカズラなんかは結構酷い臭いがする.で,店先にあるのぼり,あの旗みたいなヤツ.アレの支柱の天辺に横向きに刺さっている棒,多分繊維強化プラスチックだと思うんだが,これが草っ原では最強の剣になる.折れず,良く撓る.バッサリやると面白い程良く斬れる.ドデカいヨウシュヤマゴボウとかも一刀両断.ただ,斬り甲斐のある背の高い草や蔓植物は奴らの餌には向かない.ハコベやナズナ,オオバコやエノコログサとかに人気があった記憶がある.

秋になると,田んぼで育ったヤゴが成虫のトンボになるので,コイツをしこたま捕まえてニワトリに食わせてた.まぁ,労力に見合う程の卵は産んでくれなかった気もするが.

reorg(&mybookshelf); // #7

一週間経つが,未だ本の整理をしてる.

本の整理をしつつ,読書感想文の様なモノを書くと言うのを続けている訳だが,この方法の欠点に気付いた.並行してネタ探しをする為,本来の目的である整理のスピードが落ちる.と言うか,ネタ探しが一段落するとその日の整理を終了してしまう...目的と手段が入れ替わってる感が若干あるが,継続する効果は或る程度確認されたので,引き続き,経過観察としたい.

新書は携帯性に優れ,値段も手頃なのだが,紙面の都合で内容が薄くなりがちで,残念ながらハズレが多い.読み始めから安物買いの銭失い感が猛烈にする様なモノを引いてしまうと苦痛過ぎるので,特に発売日の新しいモノは,敢えて手を出さない様にしていたりする.ただ,アタリだった本の巻末とかに参考文献として挙げられていたり,著者/訳者の後書きで良書として挙げられていたりすると,同様にアタリだったりする事が多い.ここで言うアタリ/ハズレは,一般人にウケそう/ウケなさそうと言う意味ではなく,寧ろ,そう言う意味では逆で,オレがウケた/ウケなかったと言う意味なので,過度な期待をしてはならない.結局の所,自分に合う本を読むのが一番なのだ.
  • 金子史郎 アトランティス大陸の謎 講談社現代新書(1973/08/25) ISBN4-06-115728-0
  • 金子史郎 ノアの大洪水 伝説の謎を解く 講談社現代新書(1975/05/20) ISBN4-06-115798-1
  • 金子史郎 ムー大陸の謎 講談社現代新書(1977/11/20) ISBN4-06-115889-9
  • 金子史郎 聖書の奇跡 その謎をさぐる 講談社現代新書(1980/07/20) ISBN4-06-145584-2
上記はアタリだった.どれを初めに読んだかは忘れたが,一冊読んでアタリだと判断して残りを密林で著者買いした記憶がある.著者/出版社的には嬉しくない事なんだろうケド,新書の中古品は値崩れが激しいので,送料に目を瞑れば,殆どタダみたいな値段で手に入るのも,紙の本の利点の一つと言えるかもしれない.まぁ,そう言う意味では,新書に限らず,文庫本もそうなのだが.読書趣味に1円も払いたくなければ,図書館を利用するのが究極的なんだろうケド,アレ,返却期限があるから怠いよな.そもそも手元にブツが残らんので,タイトルや内容と忘れてしまうと「これを読んだ!!1」って気がしない.「忘れてしまうのなら,それは積んであるだけじゃないか?」と言われそうだが.

基本自炊なのだが,平日の昼飯は外食にしている.昼休みに会社の席に居ると,読書するよりもインターネッツしてしまう現象が見られたので,手弁当は止めてしまった.ただ,あんまり暑かったりすると外に出たくないので,気が向いた時,夏は作ったりする.で,昼休みになると,本と財布だけ持って昼飯を食いに出かける.飯屋の行き返り,飯屋でブツが出て来るまでに留まらず,飯そのものを喰いながら本を読む.喰いながら読んでいると,利き手でない方で片手持ちになるので,邪魔になるブックカバーや帯の類は予め全て外しておく.そんな事をしているので,本が汚れる.手が滑って落としたり,ミートソースや醤油やソースがかかったりする.そうすると当然市場価値は下がるのだろうケド,そもそも中古市場から仕入れる事はあっても流す事はしないので,あまり気にしていない.流石にミートソースや醤油やソースをわざとぶっかける訳ではないし,拭き取れる汚れであれば拭き取る.なので,オレが生きている間に読む事に支障が出る程に傷むとは思っていない.殆どタダみたいな値段で入手した本なら,猶更,そのあたりは気にしなくて良い.未だ経験はしていないが,スープの残ったラーメン丼や下水道の側溝に落としても精神的ダメージは殆ど無いと思う.電子書籍端末やスマホアプリを勧められる事は偶にある.DRM云々とか,ページを捲る感触云々とか,高尚な理由を探せば,まぁ,あるにはあるだろうが,タダみたいな値段の紙の本は扱いが気楽だ.そして,面白い事に値段と内容は殆ど関係が無い.

2019/04/17

reorg(&mybookshelf); // #6

昨日に引き続き,賽の河原の石積みの如く本の整理をしている.

賽の河原云々と言えば,ダンテの神曲を挙げない訳には逝かぬ.
  • ダンテ・アリギエーリ=著 平川祐弘=訳 ギュスターヴ・ドレ=画 神曲 完全版 河出書房新社(2010/08/30) ISBN978-4-309-20549-6
  • 平川祐弘 ダンテ『神曲』講義 河出書房新社(2010/08/30) ISBN978-4-309-20550-2
今は多分どちらも文庫版が出てると思うので,御手頃価格で入手出来ると思うが,ハードカバーの本はカッコイイ.デカくて重くて高いケド.
といいおえると盗賊は
 両の拳こぶしを無花果いちじくの形に握りしめ、天に振りあげて叫んだ、
 「この手を取ってみろ、神よ、おまえに挑んだのだぞ!」
地獄篇 第二十五歌
fig signと呼ばれるアレですね,ロック!!1

同一訳者のボッカッチョのデカメロンも文庫版が出ているが未履修.本屋に行くと何故か上中下巻のどれか一つが品切れで何時も買えないでいる.密林でポチっても良いのだが,リアルな本屋の良い所の一つは,買おうとしていたモノが品切れとかで買えなかった時,何故か別のモノを買っている事なので,良いスパイス(?)になっている.

2019/04/16

reorg(&mybookshelf); // #5

本の整理は賽の河原の石積みに似ている.

ノートルダム寺院が燃えたらしいので,今日整理したブツからはジャンヌ・ダルクなモノをチョイスした.
  • レジーヌ・ペルヌー/マリ・ヴェロニック・クラン=著 福本直之=訳 ジャンヌ・ダルク 東京書籍(1992/09/12) ISBN978-4-487-76153-1
  • レジーヌ・ペルヌー=著 高山一彦=訳 ジャンヌ・ダルクの実像 文庫クセジュ(1995/05/31) ISBN978-4-560-05766-7
  • レジーヌ・ペルヌー=著 塚本哲也=監 遠藤ゆかり=訳 奇跡の少女 ジャンヌ・ダルク 創元社(2002/05/20)
  • レジーヌ・ペルヌー=編著 高山一彦=訳 ジャンヌ・ダルク復権裁判 白水社(2002/05/25) ISBN4-560-02838-9
  • 高山一彦=編訳 ジャンヌ・ダルク処刑裁判 白水社(2002/06/10) ISBN4-560-02837-0
  • 高山一彦 ジャンヌ・ダルク 歴史を生き続ける「聖女」 岩波新書(2005/09/21) ISBN4-00-430968-9
文献等の史実に即したモノと信仰面に特化したモノの二系統が主らしいが,上記は前者.後者は密林の干し芋リストで塩漬けたままだな.
 民衆の欲求により,とぎれることなく作りつづけられる驚くほど多彩な作品の数々。ジャンヌの肖像(ポートレイト)の特徴を,そのように要約することもできるだろう。しかし,彼女の真の肖像画は,ただのひとつも残されていない。
レジーヌ・ペルヌー=著 塚本哲也=監 遠藤ゆかり=訳 奇跡の少女 ジャンヌ・ダルク
資料編 3 ジャンヌの肖像
つー訳なので,彼女の外見は現存する絵では分かりません.
 ウォーリック伯の命令で、遺骸の灰は集められてセーヌ川に投ぜられた。群衆がそれを聖遺物として持ち帰らぬための処置であった。そのときにもまた、ジャン・マシューが語り残しているように、こんな噂が人々の口から口へと広まっていった。
「地方裁判所の書記のジャン・フルーリに聞いたのだが,彼が刑吏に聞いたところによると、身体が焼きつくされて灰になっても、彼女の心臓はそのまま血まみれのままであった。遺体の灰ともえ残りはすべて集めてセーヌに投げ捨てよとの命令を受けたので、刑吏はそうしたとのことである。」
 イザンバール修道士はこの刑吏がこう言っていたとつけ加えている。
「ジャンヌの臓物と心臓にどんなに油や硫黄、炭の粉を加えても、どうしてもそれらを焼きつくし、灰にすることはできなかった。それはじつに驚くべきことで、まるで疑う余地のない奇蹟のようであった。」
"十九の春のなかば過ぎ
あわれ、焼かれし現身うつせみよ
はかなくも乙女の身体からだ、灰と化し
風のまにまに飛び散りぬ"
レジーヌ・ペルヌー/マリ・ヴェロニック・クラン=著 福本直之=訳 ジャンヌ・ダルク
第一部 戦記 第7章 "イギリス人に殺されるのは百も承知のうえです" ジャンヌの心臓
つー訳なので,彼女の遺骸は残っていません.
「彼女がトゥールだかシノンだかにいたとき、サント=カトリーヌ=ド=フィエルボワ教会の祭壇の後にある剣を探しにやった、といっている。すぐに錆びた剣が見つかったという。」
 その剣がそこにあることをどうして知っていたのかと尋ねられて、彼女はこう答えている。
「その剣は地中に埋められていて、錆びついており、十字印が五個刻されていた。剣がそこにあることを彼女は"声"を通じて知っていた。《中略》サント=カトリーヌ=ド=フィエルボワで見つけた剣をどうしたかは知ろうとするべきではなく、また裁判とは何の関係もないので、今のところその質問には答えられない」と言明している。
レジーヌ・ペルヌー/マリ・ヴェロニック・クラン=著 福本直之=訳 ジャンヌ・ダルク
第三部 討議 V ジャンヌ・ダルクの剣
つー訳なので,彼女の佩剣は残っていません.
 一四二九年十一月九日,ムーランより発送.
 原本(紙)はリオン町立古文書館蔵(AA-三三).(ジュール・キシュラが現物を調査した時点で確認している印章と封蝋の中に残されていた黒い髪の毛一本は現在では無くなっている.)
 署名あり(確認されているジャンヌの署名のうちでも最初のものである)。
 マレイシ=ムラン伯『ジャンヌ・ダルク書翰集』(一九一一年)に複製あり。
 (参照=キシュラ,第五巻,一四七~一四八頁)
レジーヌ・ペルヌー/マリ・ヴェロニック・クラン=著 福本直之=訳 ジャンヌ・ダルク
第三部 補遺 I ジャンヌ・ダルクの書翰 13 リオン(Riom)在住の町人,僧侶充ての手紙
これは...復活ワンチャンあるで,クローン的な意味で.倫理的にはアウトだろうケド,フィクションならありやろ.フランスの極右とカトリックの異端が悪魔合体した地下秘密組織がヒトクローンが禁止されていない某国の秘密研究所あたりで隠匿されていたこの髪の毛からアレして薄幸の少女が復活するんや.でも,クローンの素体は単なる召使でジャンヌ本人じゃないみたいな夢を見て彼女は葛藤するんや.誰か頼んだで.

2019/04/15

reorg(&mybookshelf); // #4

未だ本の整理が終わらない...

今日整理したブツからは狼モノをチョイスした.
  • 石塚尊俊 日本の憑きもの 俗信は今も生きている 未來社(1959/07/31) ISBN4-624-20001-2
  • クロード・カトリーヌ・ラガッシュ/ジル・ラガッシュ=著 高橋正男=訳 狼と西洋文明 八坂書房(1989/09/10) ISBN4-89694-590-5
  • 平岩米吉 犬と狼 築地書館(1990/12/25) ISBN4-8067-2307-X
  • ヴェルナー・フロイント=著 日高敏隆=監 今泉みね子=訳 オオカミと生きる 白水社(1991/01/20) ISBN4-560-04023-0
  • ジル・ラガッシュ=著 高橋正男=訳 オオカミと神話・伝承 大修館書店(1992/04/01) ISBN4-469-24320-5
  • 平岩米吉 狼 その生態と歴史 新装版 築地書館(1992/09/10) ISBN978-4-8067-2338-7
  • アベル・シュヴァレイ=著 高橋正男=訳 ジェヴォーダンの人食い狼の謎 東宣出版(1993/03/25) ISBN4-88588-019-X
  • 篠田知和基 人狼変身譚 西欧の民話と文学から 大修館書店(1994/02/15) ISBN4-469-25047-3
  • エリック・ツィーメン=著 今泉みね子=訳 オオカミ その行動・生態・神話 白水社(1995/03/25) ISBN4-560-04045-1
  • ジェラール・メナトリー=著 高橋正男=訳 オオカミ 神話から現実へ 東宣出版(1998/04/15) ISBN4-88588-040-8
  • 栗栖健 日本人とオオカミ 世界でも特異なその関係と歴史 雄山閣(2004/02/20) ISBN4-639-01839-8
  • 菱川晶子 狼の民俗学 人獣交渉史の研究 東京大学出版会(2009/03/25) ISBN978-4-13-056305-5
  • セイバイン・ベアリング・グルード=著 ウェルズ恵子/清水千香子=訳 人狼伝説 変身と人食いの迷信について 人文書院(2009/05/30) ISBN978-4-409-51062-9
  • マーク・ローランズ=著 今泉みね子=訳 哲学者とオオカミ 愛・死・幸福についてのレッスン 白水社(2010/04/20) ISBN978-4-560-08056-6
  • ショーン・エリス/ペニー・ジューノ=著 小牟田康彦=訳 狼の群れと暮らした男 築地書館(2012/09/03) ISBN978-4-8067-1447-7
  • ファーリー・モウェット=著 小林正佳=訳 狼が語る ネバ―・クライ・ウルフ 築地書館(2014/02/08) ISBN978-4-8067-1471-2
  • 今村豊 三河のオオカミ・山犬 少年の頃に見た妙で不思議な犬の消息を尋ねて 文藝春秋企画出版部(2015/03/12) ISBN978-4-16-008828-3
最近出たモノまでは追ってないケド,多分,日本語で読める入手性にあまり問題の無い狼モノは殆ど読んだと思う.

アヴェロンの野生児(ヴィクトール)とミドナプールの双子(アマラとカラマ)は狼そのものよりも人間よりなのでチョイスしなかった.コレに反応するの,多分教育界隈とアカデミックを除けば,極一部のオタクだけだと思うんだ.で,その極一部のオタクは「颯仁工房」って言う同人ゲームサークルの「人狼奇譚~そしてぼくらは蒼い夜のうたをきく~」をプレイしてるね,絶対.オレは現役でプレイしてた.好きだったなぁ,コレ.ググってみると,密林で売られてる...随分値段高い気がするケド.

ジャック・ロンドンの野生の叫び声(The Call of The Wild)と白い牙(White Fang)の様なフィクションが過ぎる小説やヘルマン・ヘッセの荒野のおおかみ(Der Steppenwolf)みたいな「狼と全然関係あらへんやん」な小説もチョイスしなかった.前二者は光文社古典新約文庫のヤツで,後一者は新潮文庫のヤツで読んだケド,正直言ってあんま面白かった記憶が無い.

動物学以外に,憑物や人獣変身譚,民俗学の類がチョイスされているのは,まぁ,趣味だな.

2019/04/14

reorg(&mybookshelf); // #3

未だ本の整理をしている.

今日整理したブツからはフランス産のブツをチョイスした.
  • ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー1 白水社(2005/11/10) ISBN978-4-560-02574-1
  • ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー2 白水社(2007/01/20) ISBN978-4-560-02575-8
  • ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー3 白水社(2008/03/10) ISBN978-4-560-02576-5
  • ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー4 白水社(2010/06/20) ISBN978-4-560-02577-2
  • ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー5 白水社(2013/01/30) ISBN978-4-560-02578-9
  • ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー6 白水社(2014/12/10) ISBN978-4-560-02579-6
  • ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー7 白水社(2016/03/25) ISBN978-4-560-02580-2
多分,今は文庫版が出てるんだろうケド,エセー2からは出る度に読んでた記憶がある.退屈な部分もあるケド,そう言うトコはオフトゥンで読むと寝落ち出来るので睡眠不足解消に重宝した.
ここでは、狩猟という実例を挙げるのが、もっと適切かもしれない。
〈中略〉
 無防備で、こちらに少しも危害を加えない、罪もない動物を、追いかけ回して、殺すのを見ているだけでも、わたしなどは、気分が悪くなる。また、よくあることだけれど、鹿は、息が切れて、力が尽き、もはや助かる道はないと感じると、追跡しているこちらに向かって身を投じて、降参し、涙を流しながら慈悲を乞うてくる――《血だらけになって、呻き声をあげて、まるで嘆願するかのように》(ウェルギリウス『アエネイス』七の五〇一-五〇二)。わたしにとって、これはいつも、ものすごく気の滅入る光景なのだった。
エセー 第二巻 第十一章 残酷さについて
それでもオレは肉を喰うぞ!!1
  • フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 ガルガンチュア ガルガンチュアとパンタグリュエル1 ちくま文庫(2005/01/10) ISBN4-480-42055-X
  • フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 パンタグリュエル ガルガンチュアとパンタグリュエル2 ちくま文庫(2006/02/10) ISBN4-480-42056-8
  • フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 第三の書 ガルガンチュアとパンタグリュエル3 ちくま文庫(2007/09/10) ISBN978-4-480-42057-2
  • フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 第四の書 ガルガンチュアとパンタグリュエル4 ちくま文庫(2009/11/10) ISBN978-4-480-42058-9
  • フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 第五の書 ガルガンチュアとパンタグリュエル5 ちくま文庫(2012/05/10) ISBN978-4-480-42921-6
同時代著者/同一訳者の影響もあって,上記エセーの訳注に度々登場するので,こっちも読んでた.若干下品なトコもあるが,エロ/グロ/ナンセンスを否定したら表現の自由は終わりなのです.
この世界が、あと三年続くかどうかだって、そりゃあだれにもわかりません。いや、たとえもっと続くにしたって、自分は三年生きますなんて、おのれに太鼓判を押すような阿呆がいるかってんですよ。
  明日までも生きていられると、請け合ってもらえるほどに、
  神様を、がっちりつかまえておける奴なんか、いた試しがない。
  (セネカ『テュエステス』六一九-六二〇)
第三の書 第2章 パニュルジュ、ディプソディはサルミゴンダンの城主に任ぜられる。そして麦が青いうちに食べてしまう
おまえは、争いごとを全然仲裁することができんのよなあ。なぜだと思っちょる? ことがまだ青くて、生なのに、しょっぱなからかじりついたりするからだよ。わしはな、すべてを、とりまとめてきたんじゃぞ。なぜだと思う? ことがしっかりと熟して、こなれてから、究極のところでがぶっと噛みつくからだぞ。『ユスティニアヌス法典』契約締結編、<有効法>にも、
  アマタノ危機ヲヘテ手ニシタル果実コソ、ヨリ甘美ナモノナリ
と注解してあるではないか。
第三の書 第41章 ブリドワ、訴訟調停者についての話をする

2019/04/13

reorg(&mybookshelf); // #2

本の整理を続けている.

今日整理したブツからはオカルト的アトモスフィアが漂うブツをチョイスした.
  • マーガレット・アリス・マレー=著 西村稔=訳 魔女の神 人文書院(1995/08/25) ISBN4-409-51036-3
古典ですね.
  • ノーマン・コーン=著 江河徹=訳 千年王国の追及 紀伊國屋書店(1978/11/30) ISBN978-4-314-01049-8
  • ノーマン・コーン=著 浜林正夫=訳 ノアの大洪水 西洋思想の中の創世記の物語 大月書店(1997/12/12) ISBN4-272-53031-3
  • ノーマン・コーン=著 山本通=訳 魔女狩りの社会史 ヨーロッパの内なる悪霊 岩波モダンクラシックス(1999/09/07) ISBN4-00-026410-9
Warrant for Genocide: The Myth of the Jewish World Conspiracy and the "Protocols of the Elders of Zion", (Penguin, 1970)の全訳をマジで誰か頼むで.
  • エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリ=著 杉山光信=訳 ジャスミンの魔女 南フランスの女性と呪術 新評論(1985/02/10) ISBN4-7948-2231-6
フランソネットとパスカルはいつまでもしあわせにくらしました.
  • ジャン・パルー=著 久野昭=訳 妖術 文庫クセジュ(1959/09/15) ISBN4-560-05248-4
  • ペネソン・ヒューズ=著 早乙女忠=訳 呪術 魔女と異端の歴史 筑摩叢書(1968/12/25) ISBN4-480-01128-5
  • ルーシー・メア=著 馬淵東一/喜多村正=訳 妖術 紛争・疑惑・呪詛の世界 平凡社(1970/08/05) ISBN978-4-582-82105-7
  • クルト・バッシュビッツ=著 川端豊彦/坂井洲二=訳 魔女と魔女裁判 集団妄想の歴史 りぶらりあ選書(1970/11/20) ISBN4-588-02026-9
  • ギー・テスタス/ジャン・テスタス=著 安斎和雄=訳 異端審問 文庫クセジュ(1974/01/05) ISBN978-4-560-05546-5
  • カート・セリグマン=著 平田寛=訳 魔法 その歴史と正体 人文書院(1991/07/20) ISBN4-490-03036-1
  • ライナー・デッカー=著 佐藤正樹/佐々木れい=訳 教皇と魔女 宗教裁判の機密文書より 叢書・ウニベルシタス(2007/11/25) ISBN978-4-588-00875-7
法政大学出版局の叢書・ウニベルシタス,かなり好きなんだケド,如何せん値段が高いので密林の中古品をポチってしまう.上記のブツもそうなのだが,珍しい事に第一訳者から贈られた本っぽくてサイン+押印がある.
浅原利正様
     恵存
佐藤正樹
印
誰やねんと思って調べたら,第二訳者の大学の学長だった.贈られた本を中古市場に流す学長ェ...

reorg(&mybookshelf); // #1

本の整理をしている.

学部を卒業して今の部屋に引っ越した時に,実家から高さ2m位の5段作りの本棚を持って来たのだが,その程度では早々に溢れてしまい,床でマルノウチ・スゴイタカイビルを建設しまくっていた.それらは3.11の地震で一部が無残にも崩壊したが,その教訓を活かした自主的な高度制限により,未だ繁栄が衰える兆しは無い.紙の本が好きなので嵩張る事は覚悟していたが,速読や多読をしていなくても10年以上未整理のまま積んでいると,生息域は結構狭くなる.

最近は暇なので,もう読み返す事も無さそうな古い雑誌とかを処分する事も兼ねて,本の整理を始めたのだが,アレだな.まぁ,流石に中身を確認するじゃん? そうすると,全く整理が進まんね.

そこで思いついたんですよ.このマルノウチ・スゴイタカイビル群,完全にって訳じゃないんだけど,似た様なジャンルの本が近い階層に纏まってるので,2年以上放置していたブヨグに読書感想文の様なモノを書きながら整理すれば良くね?

と言う訳で,本日区画整理されたマルノウチ・スゴイタカイビルからは以下をチョイス(?)した.
  • アンソロジー 勿忘草 祥伝社文庫(2003/01/20) ISBN4-396-33082-0
  • アンソロジー 邪香草 祥伝社文庫(2003/04/20) ISBN4-396-33099-5
恋愛ホラー物が非リア充オタクの蔵書から出て来るのが意外とか言うのは無しやで...

ドッグイア(dog ear)と言う言葉がある.紙の本のページの角を内側に折り曲げて栞代わりにする事で,ワンコの耳が垂れ下がっている様に見える事から来ているらしい.本自体が傷むので最近はあまりやっていなんだが,ちょっと前はイイ感じだと思ったページにコレをやる癖があった.で,この2冊,それぞれ一つずつ耳がある.
「自分の幸せは自分でつかむよ!」
「そんなこと、できるわけないでしょう」
 即座に、姉は切り返してきた。
「私がいなくては、夜道すら歩けない癖に。今更、私の手を振り切って、あんたに何ができるのよ!」
「……どうしたんだ。姉貴、おかしいよ」
 呆然と、僕はかぶりを振った。
「あなたが、あんな女とつきあうからよ」
 彼女は激しくテーブルを叩いた。
「あんな可愛い子とつきあうから、人の嫉妬を受けるのよ!」
〈中略〉
「犬みたいにはしゃいで、馬鹿みたい」
犬恋 加門七海
「どんなふうにする?」
「おまかせ。ばっさりやって」
「いいの? 丸刈りにしたりして」
「構わないよ。いがぐり、結構流行ってるんだよ」
「嘘」
「ほんとだよ。知らないの」
 そんな他愛ない話をしながら、鋏をすすめて行く。
 しゃきん、はらり。
 しゃきん、はらり。
 銀の鋏が閃くたびに、ケープの上に髪が散る。
 静けさだけが取り柄の町には人声も、車の音も、何もしない。ぴったり閉めた窓の外からは風の音さえ入ってこない。聞こえるのは鋏の音だけ。
 わたしは隆行の髪をひと束すくいとり,房のようにさばく。そしてそれをゆっくりと五本の指の先に絡ませた。
 隆行がうちに来た日から、髪を切るのはわたしの役目だった。
銀の鋏 青木和
読んでから結構経つケド,あんまり趣味は変わっていない事は確認出来た.でも肝心の本の整理は未だ終わりそうに無い.

2016/12/09

Gentoo += Vivado; // 2014.5.2_AR66788

これはGentoo Advent Calendar 2016の12/09の記事です.

以前,大人の事情(?)でLinux上でXilinx Vivadoを使う必要があったので,蝶久し振りにGentooを某PCにぶっ込んでゴニョった時に作ったXilinx Vivado 2015.4.2_AR66788をGentoo/~amd64にインストールした時のメモを晒しておく.
# 仕事が忙し過ぎるので,ボブとジョニーはお休みです.

インストーラ(Xilinx_Vivado_SDK_2015.4_1118_2_Lin64.bin)は,unameでホスト環境を識別している様だが,sys-apps/coreutilsの/bin/unameだとコケるっぽい.
dev-libs/klibcの/usr/lib64/klibc/bin/unameを使う様にPATH指定すれば通る.
https://forums.xilinx.com/t5/Installation-and-Licensing/I-get-quot-ERROR-This-installation-is-not-supported-on-32-bit/m-p/669799#M13726

当該インストーラを含むjavaプログラムは,x11-wm/dwmの様なWMだと巧く動作しない.
環境変数_JAVA_AWT_WM_NONREPARENTING=1を指定すれば,巧く動く.
https://awesome.naquadah.org/wiki/Problems_with_Java

libstdc++.so.6でコケる事がある.
virtual/libstdc++-3.3は必要無いが,ホスト環境の当該共有ライブラリへln -sする必要がある.

NICのMACアドレスは,eth0しか見ていないっぽい.
GRUBとudevを弄るよりは,TUN/TAPで誤魔化した方が良さそう.
https://forums.xilinx.com/t5/Embedded-Development-Tools/License-problems-with-Vivado-2013-3-on-Linux-vlm-doesn-t-find/m-p/546651#M33747
http://billauer.co.il/blog/2015/01/vivado-license-activation-ubuntu-linux/

フローティングライセンスが抜けない.
FLEXNet関連のインストールっぽい以下のスクリプトを実行する事は,必要条件だが十分条件でないっぽい.
/opt/Xilinx/Vivado/2015.4/bin/unwrapped/lnx64.o/install_fnp.sh
https://forums.xilinx.com/t5/Installation-and-Licensing/Run-Vivado-2013-4-on-Debian/m-p/407359#M5914

Implementation終了時に,以下の内部例外(internal exception)が起きるっぽい.
java.lang.ClassCastException: sun.awt.image.BufImgSurfaceData cannot be cast to sun.java2d.xr.XRSurfaceData
UIのみに関係している様なので,.dcp/.bit/.bin等には影響は無さそう.
JDKのバグっぽい.
https://bugs.openjdk.java.net/browse/JDK-7172749

Vivado起動中にlsofで確認すると,
/opt/Xilinx/Vivado/2015.4/tps/lnx64/jre/lib/amd64/server/libjvm.so
を使っているっぽいので,virtual/{jdk,jre}は必要無い.
但し,x11-libs/libXtstが必要.

~amd64だと,ホスト環境にlibncurses.so.5が無い.
Vivado HLSに当該ライブラリがバンドルされているので,ln -sすれば良い.
Vivado HLSもlibncurses.so.5が適切なディレクトリに配置されていない為,同様に,ln -sする必要がある.

xic(Xilinx Information Center)は,${HOME}/.Xilinxを見てるっぽい.
sudoを使ったりした場合,ln -sやchown -Rで適宜統合しないと,適切なアップデート等が出来無い.

2015/07/28

ls ~/sparc

これは我が家に転がっているSPARCの里親探しの記事です.

B「やぁ,ジョニー,聞いてくれよ」
J「なんだい,ボブ」
B「debian/sparcが死亡したらしいぜ」
J「マジで?」
B「Oracle様がOpenSPARCを切捨てなかったのに,モッタイナイ」
J「所詮アカデミック向けに公開したってダメって事でしょ?」
B「黙れ小僧!お前にあのアーキテクチャの不幸が癒せるのか?
 バークレーRISCをベースにSunが自社開発,アーキテクチャ普及と規格検定テストの為に
 SPARCインターナショナルまで設立した!
 PCにもなれず,サーバとしてもマイナー,哀れで醜い,ビッグエンディアンアーキテクチャだ!
 お前にSPARCを救えるか!?」
J「……気ぃ,済んだ?」
B「『共に生きる事は出来る』くらいまでは付き合ってくれよ……」

B「で,オレらの部屋に転がっているジャンクの中にSPARCあったっけ?」
J「あるある,3台もある」
B「マジで?」
J「大分前に某所からレスキューした」
B「なんだよ,救ってんじゃん」
J「まぁね,例によってGentooを突っ込んだよ」
B「で,動いたん?」
J「それなりには.でも,弄繰り回してたらkernelとlibcがぶっ飛んだ記憶がある」
B「HAHAHA」

J「で,なんか欲しい人が居るみたいなんで里親を探そうかと思う」
B「Ultraイカれたメンバーを紹介するぜ!」
J「先ずはUltra2!」
B「イィヤァー!!」


J「続いてUltra10!」
B「オゥイェー!!」


J「ラストはUltra30!」
B「ヒャッハー!!」


J「……以上だ!」
B「え? もっとなんか無いん? ほら,スペックとかさ」
J「写真撮るのにハコを動かすだけで疲れた……」
B「アッハイ」

J「あ,シリアルコンソールで事足りると思うケド,専用ディスプレイがあったの忘れてた」
B「え,Sun謹製?」
J「モチよ」

B「待て,上に載ってるの何だ?」
J「あ,うん……洗濯物……」
B「HAHAHA」

J「もっと詳しくスペックや状態が知りたい奇特な方はコイツを叩くか,コメントをくれ!」
B「捨てればゴミ,生かせば資源!」

2014/10/06

diff orig reprint ; # Hiraiwa Yonekichi

読書感想文らしきモノを書いておく.

築地書館版 平岩米吉 犬と狼を読んだ.
著者の娘の平岩由伎子による「あとがきに代えて」には,
『犬と狼』は第二次大戦の激化にともなって行われた出版社の統廃合などから,出版後まもなく絶版になり,『私の犬』とともにながらく幻の名著といわれてきました.
このたび,『犬と狼』が再び世に出ることになって,父がいれば当然改めたと思われるところもありますが,こうしたところは最小限度,私が父に代わって手を加えるにとどめ,全体としてはできるかぎり当時のままとしました.
ただ,読まれる方のために旧仮名遣いを新仮名遣いに改めました.
とある.

はぁ~,だ・か・ら,例え実の娘だとしても,故人の文章に手を加えたら,当時のままになるワケ無ぇだろ!!1
全部読んでみたが,当然の如く,ドコを弄くったのか目印は無いので,図書館へ.

調べてみると,昭和十七年に日新書院から初版が出ている事が分かったので,貸して貰おうかと思ったら,希少本の為,取り寄せの上,館内閲覧のみ,コピーは図書館の中の人が行うと言う制限付きだった.

で,装丁.

>島根県立図書館<

更に,奥付.
>定價 一圓八十錢<

館内閲覧限定で,ゆっくり確認出来無かったので,見落としがあるかもしれないが,再版時に変更された箇所が幾つか分かった.

何故削除されたのか分からないが,随筆 ライオン園が丸々無くなっている.
考証 主人に殉じた犬の話 中国編は,元は支那篇.



写真目次も削除され,幾つかの写真は,再版された築地書館版には収録されていないっぽい.
但し,保存状態がアレな所為なのか,ただ単に古い所為なのか,日新書院版より築地書館版の方が,写真は圧倒的にキレイ.


手記 月の輪熊にて,"陸軍測量部"を自主検閲.

随筆 ライオン園の本文.





考証 主人に殉じた犬の話 支那編は,s/支那/中国/gのみっぽいので,割愛.

2014/02/27

git push ; # git@github.com:hiyuh/gentoojp-flyer.git

OSC2014 Tokyo/Spring向けにアップル・スメル漂うネタチラシを作った.
https://github.com/hiyuh/gentoojp-flyer
2ページ目の空白が目立つので,誰かネタを下さい.

2014/02/08

diff orig reprint ; # Ishimoto Mishio

ブログを放置し杉なので,久し振りに読書感想文の様なモノを書く.

講談社学術文庫版 石本巳四雄 科学を志す人々へを読んだ.
「学術文庫版まえがき」には,
(中略)
 本書は亡父石本巳四雄が,科学者のあり方と科学研究の進め方について自己の考えをまとめたもので,昭和十四年に柁谷書院から『科学への道』と題して出版された.
(中略)
 父は軍人の家系に育ったものとして厳格であったが,一方,大正期に青年時代を過ごしたためか,自由主義・合理主義的で,自発性を重んじ,また若い学生に接することが何よりも好きであった.
(中略)
 なお,本書は地震の研究という一章を含んでいたが,現在の研究の進展から見て削除した.また当時の文章として漢字が多かったが,若い読者の便宜を考え新仮名遣いに直し,ルビを振るに留めた.その他,当時の風潮に伍した一,二の文章を改めたほかは,著者の意図を気持そのまま伝えるものとして,旧来の形で刊行に付した.
(中略)
  昭和五十九年三月二十五日  石本 真
とある.

は? 文章を改変しておいて,著者の意図がそのままになるワケ無ぇだろ!!1
取り敢えず,全部読んでみたトコロ,具体的にドコを改変したのか目印が無い...

密林に柁谷書院版は無いので,図書館で探してもらったトコロ,県立図書館に昭和十九年十月廿日廿二版があるとの事だったので借りてみた.

で,表紙.
>文部省推薦<

更に,奥付.


>定價 一圓八十錢<

記述は文語体だが,「読める! 読めるぞ!!1 (CV: ムスカ」

で,全部読んでみたトコロ,再版時に削除された一ヶ所を見つけた.
但し,一々語を比較したワケでは無いので,他にもあったかもしれない.

>ムッソリーニ<

イイ感じに反動極右分子力が高まってきたトコロで,時事ネタを絡めて締めさせて頂きたいと思います.

此れは恰もオリンピック競技會に於て第一等を獲得するや否やの類似の如くである.世界的競技會に於て,日本人が第一人者となるもならざるも何ら影響なしと泰然たる人士も,實際競技場において競技會の第一等を日本人が克ち得たる時の感じは,全く日本に生まれたるを喜ぶ外はない.君ヶ代の吹奏とともに日の丸の高く蒼空に飜るを望む者,誰か感激無くして見送ることは出来やうか.或る人は競技を以て青少年の行なふ遊戯類似の行動と思ふかも知れぬが,それにしても,感激は筆紙に盡し難いものである.ましてや學問の争覇戰において勝を占めたる場合,全く心を動かさざるものがあるであらうか.

2012/07/18

while (b = paperbook(FUJIWARA_Iori)) read(b, &me, sizeof(b));

学生時代にちょっと手を着けた藤原伊織の著書が懐かしくなったので, 密林から不足分を仕入れて文庫本になっているブツを全部読んだ.

ダックスフントのワープ
テロリストのパラソル
ひまわりの祝祭
雪が降る
てのひらの闇
名残り火
蚊トンボ白鬚の冒険(上)
蚊トンボ白鬚の冒険(下)
シリウスの道〈上〉
シリウスの道〈下〉
ダナエ
遊戯

未完の遺作を除けば,故人の著作は終わりが見えているので,始めは読みきってやろうと言う気になるのだが,いざ読み終わってしまうと,この人の新しいブツはもう読めないんだなぁ,と言うなんとも言えないカンジになる.
「なあ。きのう、おれがさんざ聴かされたやつがあるだろ」
「なに、ラッパのこと?」
「ああ、あれをきょうもやってくんないかな。おんなじ曲でいい」
「きのうはうんざりしたって、いったじゃない」
「もう一度、うんざりしたいんだ」
<中略>
「いい人ばっか、早くに死んでくね」
「そのとおりだ」と私はいった。「まったくそのとおりだ」

2011/11/30

read(debianjp_git_book, &me, 306 * PAGE_SIZE);

B「やぁ,ジョニー,聞いてくれよ.」
J「なんだい,ボブ.」
B「この前,非リア充過ぎて棒茄子の使い道が無いみたいな事をブツクサ言っていたら,ひょんな事からDebianJPのエラい人の愛猫にトイレ的なモノを買ったんだ.」
J「経緯がイマイチよく分からないケド,それでどうしたんだい?」
B「で,お返しだってんで,献本してくれたのよ.」
J「ほうほう,さすがエラい人だね.何を貰ったんだい?」
B「『Gitによるバージョン管理』ってブツだね.」
J「え?」
B「え?」
J「……」
B「……」
J「Un ange passe.」
B「と言う訳で,せっかくだから書評を手伝っておくれよ.」
J「オーケー,仲良く罪滅ぼしと逝こうか.」

B「まずは,ボクが気に入ったトコロから話そうか?」
J「うん.」
B「ボクが気に入ったのは,第2章と第5章のストーリー仕立ての説明だね.」
J「ほうほう.」
B「第2章は,秘蔵${HOME}/.*rcをgitレポジトリにぶっ込んで少しずつgitの扱いに慣れて行くってカンジ.出だしが印象的だね.」
どの環境にもノートPCのホームディレクトリ下にある設定ファイルをコピーして使っていた。……それでもなんとかやってきたのだが、先日誤って設定ファイルを削除してしまった。……なんとか苦労して元に戻すことができたものの、こんな面倒なことは二度とやりたくないと強く思うようになった。
B「ジョニー,どうしてボクがこの出だしが気に入っているか分かるかい?」
J「『楽する為の苦労を惜しまない』ってのは,伝統的ハッカー気質の一つだよね.」
B「そうそう.一般人には理解されない事がタマにあるよね.バージョン管理ツールの有用性を説いても,終いには『yymmdd.zipはウチの文化だから』とか言い出す人とか居るからね.」
J「それはモノスゴク実話臭くて笑えないなぁ.」
B「そう言う意味では,分散バージョン管理ツールの有用性をストーリー仕立てで一通り説明してあるってのは,頭の固いヒト向けの布教用に便利かもね.」
J「あぁ,それはあるかも.」
B「第5章は,複数人での開発を想定したgitの運用についてのストーリー仕立ての説明だね.」
J「分散バージョン管理ツールってさ,サーバが必ずしも必要ではないからボッチで使ってもそれなりに便利なんだけど,いざ複数人で運用ってなるとある程度作法と言うか決まりと言うかコンセンサスみたいなモノが無いとグチャグチャになるよね.」
B「そうだね.で,終いには『ヨクワカランので現行の最新版でもう一度レポジトリ作り直す』とか言い出すんだろ? つーか,現行の最新版がどれか分かってたら作り直す必要なんか無ぇだろっつーの.」
J「……今日はモノスゴク実話臭くて笑えない話がポンポン出るね.」
B「この物語はフィクションです.登場する人物・団体などはすべて架空のモノであり,現実とは一切関係ありません.」

J「次は,ボクが気に入ったトコロを話そうか.」
B「頼むよ.」
J「ボクが気に入ったのは第7章でOSS開発への参加に触れているトコロかな.あと,第13章でgitレポジトリの中身について説明しているのは面白いね.」
B「ほうほう.」
J「第7章では,ストーリー仕立ての展開で,コミット権の無いdownstreamとコミット権の有るupstreamでのgitの運用について説明してる.続く第8章で詳しく解説されているrebaseとかについての巧い準備体操と言うカンジがするね.」
B「OSS開発にメールベースで大量のpatchをやり取りしているらしいってイメージしか無い人達向けに,更に一歩,開発側に踏み込んだ内容ってカンジだね.」
J「そうそう.」
B「実際には,プロジェクト毎にChangeLogの体裁やらソースコードのインデントまでローカルルールが結構あるトコも多いよね.」
J「patches are always welcomedなトコがほとんどだから,別にそんなにビビる必要無いケドね.」
B「でもやっぱ最初っからカッコ良くキメたいのさ,フツーは.」
J「そんなもんかね.」
B「で,第13章は?」
J「gitレポジトリの中身,詰まるトコロ,.git/以下がどうなっているかについてだね.」
B「ほう.」
J「gitの運用に従って.git/以下に生成されるオブジェクトとハッシュ値について……ややバイナリな話だね.」
B「16進数萌えにはタマラナイ内容と?」
J「そんな萌え属性は聞いた事無いのだけれど,世の中広いからね,そう言う需要もあるのかな……」

B「本全体の印象としては,ストーリー仕立ての導入に続いて詳しい解説と言うカンジの繰り返しかな?」
J「英語のman pagesだけだと挫けてしまいそうな人には,良い日本語情報かもね.」
B「gitに限らず,分散バージョン管理ツールってRCSやCVSみたいな古代遺物を触ってなくてもフツーに使い始められるからもっと普及するとイイね.」
J「早く『yymmdd.zipはウチの文化だから』とか言う人が居なくなるとイイね!」

2011/10/12

reunion(ONCT);

三連休の頭に高専の同窓会があったので,久しぶりに実家の方に帰った.メンツとしては,大体2/3位は集まったみたい.次の幹事も決めてたから,そのうちまたあるかもしれん.

ついでに実家によったら,近所の道路工事現場から遺跡が見つかったとか言うので見に行ってみたけど,ショベルカーで穴を掘ってるだけで素人目には何の遺跡なのか分からなかった.あとで,このあたりに発掘したブツの情報が出そうなので,メモ.

2011/07/09

from GB import KoaIsshin # 2011/03/22 ~ 2011/07/06

日本刀を手に入れた.興亜一心刀と言う近代刀で,軍刀.

金持ちだったら有名な古刀とかを国内の刀剣商から買うのだろうけれど,大して金持ちでも無いのに珍しいモノ好きのオタクなので,美術品的にはグレーゾーンとの説が電脳世界ではまかり通っている軍刀を,ワザワザ国外から輸入してみた.多分,真似する人は居ないだろうけど,オレが調べた限り,その手の情報が少ない感じがしたので,メモ代わりに書き留めておく.

海外から軍刀を輸入する際は,色々覚悟しておく必要がある.例えば,モノの状態が思ったより悪かったり,ニセモノを掴まされる可能性もあるし,ホンモノだったとしても,審査する先生の評価によっては,銃砲刀剣類登録証が発行されない可能性もある.モノがモノなだけに,安くても20万円近くするのが普通なので,その程度の金が吹っ飛んでも動じない覚悟で臨む必要がある.

つー訳で,その辺りの覚悟が出来たら,御目当てのブツを購入する.大体,支払い方法は,1)クレジットカード,2) PayPal,3) 銀行から送金の3通りくらい.クレジットカードは為替とか全部込みで処理してくれるので楽だけど,小口の古物商なんかだと「クレジットカード番号をEメールでよこせ」みたいな事を言ってくる怪しいトコロもある.PayPalも為替とか全部込みで処理してくれるけど,確か取引金額の4%を手数料として取られる.銀行からの送金は,外国向け送金になるので手続きが色々メンドイし手数料も取られるけど,キチンと手続きを踏めば,確実で安全な気もする.つーわけで,どれも一長一短なので,好きなのを選べばヨロシ.因みに,今回オレは銀行から送金した.購入に際して,特に事前の法的手続きをする必要は無い.普通の業者なら,購入後にブツの発送が済んだらEMS追跡番号を教えてくれるので,郵便局か税関から連絡が来るまで追跡結果を見て待っていれば良い.

ブツが国内に入ると,大体,「通関手続きを必要とする郵便物のお知らせ」と言うモノが来る.これは,「価格が20万円を超える国際郵便物の通関手続の見直しについて」にある様に,20万円以上のブツである可能性がある場合,通関手続きをする必要があるから.コレには通関委任状と返信用封筒が同封されているので,オレの場合は,銀行から送金した際の書類とかのコピーと一緒にまとめて送り返した.今回のブツは20万円以上しなかったので,結局課税はされなかったみたい.

その後,大抵の場合,銃砲刀剣類登録証が付属していないので,税関から「外国から到着した郵便物の税関手続きのお知らせ」と言う簡易書留が来る.ソレには,
(日本刀等)
貴殿(社)宛の刀剣等については、住所地の教育委員会にあらかじめ登録申請が必要とされています.
なお、東京都教育委員会(TEL:03-5320-6862)で申請を受けたものについては、毎月第3火曜日に郵便事業株式会社東京国際支店において登録審査を行っています。
とか書かれているので,自分の住んでいる都道府県の教育委員会に電話をする.オレは埼玉県在住なので,埼玉県庁教育局生涯学習文化財課と言うトコロに電話した.今回オレは,ココの担当者経由で件の登録審査の予約を取った事になる.

で,予約した日の登録審査に出席して,審査した先生方からOKが出れば,即日で登録可能証明書と言うモノが発行される.一部の軍刀は,法的には美術品ではなく,武器として扱われる為,鑑定証明書が発行されない代わりに,コイツが発行される.因みに,ブツが興亜一心刀だと分かると,他の刀の審査していた先生達も混じって色々話し合っていたので,「ヤヴァいかな?」とか思ったのだが,なんやかんやでOKが出た.審査して頂いたのは藤代興里先生と言う方で,後で知ったのだが,スゴイ先生らしい.最後に「こう言うモノは残していかないとね」とかニコニコして言っておられたのでとても印象に残った.

次に,管轄が経済産業省貿易経済協力局貿易管理部貿易審査課とか言うアリエナイぐらい名前が長いトコロに移って,輸入承認の個人使用の特例を適用して貰う.具体的には,当該課に電話で連絡した後,発行された登録可能証明書などなどをFAXで送るとアッサリ適用される.因みに,一ヶ月に一度,三振り程度までなら個人使用の特例と判断するらしい.

更に,管轄が税関に戻って,輸入承認の個人使用の特例が適用された旨を連絡すると共に再度発行された登録可能証明書などなどをFAXで送ると,やっとブツが税関を通って自宅まで来る.

最後に,自分の住んでいる都道府県の教育委員会,オレの場合は埼玉県庁教育局生涯学習文化財課に再度電話すると,都道府県の教育委員会主催の刀剣登録審査会に来る様に言われるので,再度審査を受けて銃砲刀剣類登録証を発行して貰う.因みに,銃砲刀剣類登録の手数料として,刀剣一振りにつき6300円かかる.

デジカメがあれば写真でも貼りたいトコロだが,生憎手元にない.素人目に状態を見ると,九八式の拵で極一部に薄錆と刃毀れがある.白鞘も無いので,その内,研ぎと一緒にどこかに出したいと思う.

追記:携帯のカメラで撮ったヤツを貼っておく.

2011/04/08

analyze(JiShuku); /* 2011/03/11 ~ */

 ボブ「やぁ,ジョニー,聞いてくれよ.」
ジョニー「なんだい,ボブ.」
  ボブ「自粛ってどう思う?」
ジョニー「余震と津波と原発はどうでもイイの?」
  ボブ「ボクには余震を止める事は出来ないよ.津波被害も原発の件の対応も今の段階でシロウトが何か出来るかって言ったらちょっとムリだなぁ.モチロン,シロウトのボクらでもこの先どうすんのかとかは考える必要はあると思うよ.でも,自粛は今のうちにボクでもどうにか出来そうな気がするんだ!」
ジョニー「ナルホド,取り敢えずは出来るトコロからコツコツと,ってワケだ.」
  ボブ「そうそう.」
ジョニー「で,キミはどう思っているんだい?」
  ボブ「ちょっと待っておくれよ,ブラザー.ボクが先にキミの考えを訊いたんじゃないか?」
ジョニー「まぁまぁ.キミから『どう思う?』って訊いてきたからには,なんとなくキミ自身の意見みたいなモノはもうあるんじゃない?」
  ボブ「その通りだけど,キミの意見を聴くとボクはアカラサマに影響を受けちゃうから,あんまり自分から先に言いたくないんだよ.」
ジョニー「誘導尋問しているつもりは無いんだけどなぁ.ま,何の話を始める前にもさ,ぼんやりとでも最初に持っていた意見はそれなりに大事にした方がイイよ.でも,その意見を変えない頑固さを持てって言ってるんじゃないから勘違いしないでね.」
  ボブ「ハイハイ,分かってるって.他に注意点は?」
ジョニー「ボクがこれから話そうと思っているのは,便所の落書き以上で読書感想文以下の様なモノだろうからそう大したモノだと思わない事だね.」
  ボブ「どゆこと?」
ジョニー「つまりさ,こう言う社会現象を"○○的なるモノ"と解釈した場合にいつも憑いてまわる胡散臭さの事さ.」
  ボブ「イマイチヨクワカランよ?」
ジョニー「そろそろエラい人に登場してもらった方が良さそうだね.ルース・ベネディクトって言う文化人類学者は知ってる?」
  ボブ「菊と……『菊とポケモン』!」
ジョニー「それは違う人のだね.」
  ボブ「おっと,いけねぇ.間違えちった.」
ジョニー「彼女は『菊と刀』でこう言っているよ.」
本書の叙述を裏付ける申し分のない権威がいるとすれば,それは,いわゆる市井の人である.つまり普通の人である.だからといって,「普通の人であれば,特定の状況を一つひとつ実際に体験したことがあるだろう」と言いたいわけではない.そうではなくて,「普通の人が特定の状況を見れば,事の次第はかくかくしかじかだと認めるだろう」と言いうことなのである.本書のような研究は,思考や言動の,根の深い習慣を描き出す事を目標とする.かりにそこまで至らないとしても,やはりそれが理想である.
 このような研究の場合,必要な情報はすぐに飽和状態に達する.そのような点に達すると,情報提供者の数を大幅に増やして追加の証言を得ても,証言全体の信憑性は高まらない.たとえば,だれがいつ,だれに向かってお辞儀をするのかという問題は,日本全体を対象とする統計を必要としない.お辞儀をすることが公式,非公式に必要とされる場面は,だれからでも聞き出せる.そして幾つかの裏付けが取れれば,そのあとわざわざ百万人の日本人から同じ情報を得る必要はない.
 ボブ「これって取材力不足な"なんちゃってジャーナリスト"の言い訳に聞こえるよ?」
ジョニー「そうだね.でも,この手の類いは現実的にはそういうモノなのさ.諦めてくれたまへ.」
  ボブ「あぁ,つまり,その点を差し引いて受け止めろって事ね.」
ジョニー「そうそう.」
  ボブ「オーケー,眉唾の準備は万端さ!」

ジョニー「じゃ,"普通の人"をぐぐる様のリアルタイム検索で見てみなよ,キーワード『自粛』で.」
  ボブ「おろ,『自粛は良くない』ってツイートがスゲーあるじゃん!」
ジョニー「次はニュースを検索!」
  ボブ「あれ,『街は自粛ムード』ってヤツばっかじゃん!」
ジョニー「どうよ?」
  ボブ「いや,『どうよ?』とか言われても……これだからマスコミは云々?」
ジョニー「んにゃ,ちゃうねん.」
  ボブ「よく分からないな.『自粛は良くない』って思ってるのに『街は自粛ムード』なの?」
ジョニー「どちらも信用するとそんなカンジだね.」
  ボブ「でもそれは変だよ.」
ジョニー「どうして?」
  ボブ「良くないって頭で分かってるのにその良くない事をやってるの?ワケが分からないよ……」
ジョニー「カール・ポパーは『推測と反駁』の『社会科学における予測と予言』でこう言っているよ.」
陰謀によってなしとげられた結果が,めざされた結果と通常はなはだ異なるのはなぜか.陰謀があってもなくても,これは社会生活において普通に起こることだからである.そしてこの指摘によって,理論社会科学の主要課題を定式化する機会が与えられる.すなわち理論社会科学の主要課題は,意図した人間的諸行為の意図せぬ社会的反響効果を明らかにすることである.単純な例を挙げよう.ある人がある地域で一軒の家を緊急に買おうとする場合,かれがその地域の家屋の市場価値を釣り上げようと望んでいないことは,確実に仮定できる.しかしかれが買い手として市場に現れるという事実は,市場価値を上昇させる結果に導く.売り手についても同様な事がいえる.あるいは非常に異なった分野から一例をとれば,ある人が生命保険をかけようと決心する場合,かれは他の人にかれらの金を保険会社に投資する気を起こさせる意図などおよそ持っていないであろう.だがそれにもかかわらず,かれはそうすることになるであろう.
 このことからもはっきりわかるように,われわれの行為のすべての結果が意図された結果なのではない.
 ボブ「経済っぽい例だけじゃん.」
ジョニー「自粛ムードで逼迫しているとされている問題は経済の話でしょ?」
  ボブ「おおぅ……とすると,理論社会科学な方々に頑張って頂かないといけませんなぁ.あぁ,ついでにデマの問題もお願いしたいなぁ.」
ジョニー「ちょとタイム.ポパーせんせーのヨミが正しいとしてもだよ,コレは理論社会科学な方々が頑張ってもらうだけで問題が解決出来る様な話じゃないでしょ?」
  ボブ「え?」
ジョニー「つまりさ,『自粛は良くない』って思ってるのに『街は自粛ムード』になる何らかのプロセスが存在して,仮にその詳細が明らかになったとしても,対策を考えて啓蒙もしてくれるかもしれないけど学者様の領分はその辺までさ.デマに関しても同様だね.と言うか,噂や都市伝説のフィールドワークなら『オルレアンのうわさ』とか既にあるし,ネット上の怪文書で良ければ『現代伝説考』とか結構面白いよ.」
  ボブ「ヘイヘイヘイ,ちょい待ち,ちょい待ち.それじゃ問題が解決しないじゃん!」
ジョニー「自粛にしてもデマにしても当事者はボクたちだからね.もっと否定的に見れば,このヨミが当たってる保証はドコにもないよ.実際,リアルタイム検索の結果の一部には『まぁ自粛も仕方が無い』って意見もあるし,ニュース検索の結果の一部には『少しずつ自粛解禁のムード』みたいな話もあるしね.」
  ボブ「いや,まぁ,そうなんだけど……う〜ん.」
ジョニー「何を唸っているんだい?」
  ボブ「いやぁ,直接的に貢献出来るかと思ってた『街は自粛ムード』への対策もやれず仕舞いなのかなぁ,ってさ."普通の人"の『自粛は良くない』系のツイートにそれなりの支持が集まっているのは知ってるかい?」
ジョニー「それなりの支持が集まっている"普通の人"の『自粛は良くない』系のツイートってどれさ?」
  ボブ「5000RTを超えたコレとか.」
あなたが全財産の入った財布を落としたとします。あなたは「お金がなくて困った」と嘆いてました。すると通りすがりのオッサンが「あの人はお金がないのか。では私は遠慮をしよう」と、毎日2本飲んでいたビールを1本に減らしました。さて、あなたは何か得をしましたか? 自粛も同じことです。
 ボブ「この例え話なら,ボクは自粛するのがウマい判断だとは思えないんだ.」
ジョニー「うん,そう思うかもね.でも,このツイートにはオッサンが自粛する意図が何も説明されていないから,どうして『街は自粛ムード』になるのかは説明出来ないね.」
  ボブ「でも,このオッサンの判断はナンセンスじゃない?だから風刺になってるんでしょ?」
ジョニー「いや,だからさ.どうしてこのオッサンがナンセンスだとキミが思う様な判断をして自粛するのかが疑問なんであって,風刺したってオッサンが自粛する原因は説明出来ないよ.一部の人にはこの表現がお気に召して痛快に感じるのかもしれんケド.」
  ボブ「オーケー,ジョニー.じゃあ,このオッサンはなんでビールを一本にしたんだろ?」
ジョニー「ねぇ,ボブ.どちらかと言うとボクは合理的に判断する方だと思うんだが,キミはどうだい?」
  ボブ「なんだい薮から棒に,って,まぁ,いつもの誘導尋問だね……いいだろう,乗ってあげるよ.ボクもそれなりにイロイロ考慮した上でボクの基準で合理的に判断しているつもりだよ.」
ジョニー「だよね.でも,ボクたちってそんなに人生の勝ち組ってワケでもないよね,結構合理的に判断して生きてるつもりなのに.」
  ボブ「まぁ,技術オタクはそういうモノさ.」
ジョニー「なんで今更達観してんのさ.」
  ボブ「いいじゃん,ボクたち技術オタクが非リア充なのは横に置いておこうよ.」
ジョニー「なんかその表現は気に入らないケド,まぁイイか.つまりさ,ボクたちが各々の基準で判断していても思ったより望ましい結果にならないだけなんじゃないかと.」
  ボブ「それって,さっきポパーせんせーの言ってた事と同じじゃん.世の中ってのはウマい判断をして行動したと思ってもそうは問屋が卸しませんよ,って.」
ジョニー「ボクが示唆したい事は寧ろ逆でさ.結局望ましい結果になっていないなら,実の所,ボクたちは思ったよりそんなに高尚で合理的な基準で間違いなく望ましい結果を目指して判断して行動しているワケではないんじゃないかってコトなんだよ.」
  ボブ「ちょっと待ってよ,ソイツはアベコベだよ.」
ジョニー「別にボクはpost hoc ergo propter hocって言いたいワケじゃなよ,誤解しないでくれたまへ.百歩譲って,仮にキミの反論が正しいとしても『推論過程が論理的に誤っているから現実にそんな推論をするヒトはいない』なんてそれこそトンデモだよ.」
  ボブ「んな無茶苦茶な……じゃあ,もっとウマい判断をして間違い無く行動しろって事?」
ジョニー「キミがそうしたいならボクは別に止めはしないケド……新渡戸稲造って知ってる?」
  ボブ「5000円札の人!!1」
ジョニー「現行の5000円札は樋口一葉だけどね.彼は『武士道』って本を英語で書いたので海の向こうでは今も昔も結構有名らしいよ.」
  ボブ「へぇ,サムライだったんだね!!1」
ジョニー「彼は武士道を構成する徳の一つとして礼について,こんな風に書いている.」
礼は,私たちが泣く者とともに泣き,喜ぶ者とともに喜ぶことを要求する.このような教訓的な要請が,日常生活の些細な点にまで至る時には,ほとんど人の注意を引かない,ささやかな行為の中に現れる.あるいはもし仮に注意を引くとしても,在日二十年の宣教師夫人が以前私に語ったように,「おそろしくおかしい」行為に見えるのである.
 あなたは照りつける暑い日射しのもと,日傘もささずに戸外にいる.日本人の知り合いが通りかかる.あなたは彼に挨拶をする.すると彼はすぐに帽子をとる.——よろしい,これはきわめて自然のことである.しかし,彼が,あなたと話している間じゅう,自分の日傘を下ろして,照りつける太陽のもとに立っているというのは,「おそろしくおかしい」行動である.
 何と馬鹿げたことだろう!そう,その通りかもしれない.しかし,彼の動機は次のことにあるのだ.——「あなたは炎天下にいます.私はあなたに同情します.もし私の日傘が十分に大きければ,あるいは私たちが親密な知り合いならば,私は喜んであなたを私の日傘の下にいれてあげたい.しかし,私はあなたを陰に入れることができないから,せめてあなたの苦痛を分かち合いたいと思います.」
 これと同じくらい,あるいはもっとおもしろいこの種の行動は,単なる身振りや習慣だけのものではない.こうした行為は他人の快不快に向けられた思いやり深い感情の表現なのである.
 ボブ「二人で泣けば悲しみは半分,二人で喜べば喜びは二倍って事?そんな理由で自粛してるって言うのかい?」
ジョニー「まぁまぁ,ちょっと長いケドもう少し続きを聴いておくれよ.」
もう一つの「おそろしくおかしい」習慣は,わが国の礼の規範によって定められている.しかし,日本について浅薄な文章を書く人の多くは,これを日本人に一般的な,本末転倒の習慣にすぎないと簡単に片付けている.この習慣に接した外国人は,その機会に適当な返答をするのに当惑を感じたことを告白するだろう.
 アメリカにおいては,贈り物をする時,贈る側は受け取る側にその品物を褒めそやす.しかし,日本ではこれを軽んじたり,悪く言ったりする.
 アメリカ人の底意はこうである.
「これはすばらしい品物です.もしそうでなければ,私はそれをあなたにあげたりはしないでしょう.およそ良い品物以外の物をあなたにあげることは,無礼でしょうから.」
 これとは対照的に,日本人の気持ちは次のようなものである.
「あなたはいい人です.どんな品物もあなたに十分ふさわしくありません.何をあなたの足下に置いても,あなたは私の好意のしるしとして以外は受け取ってもらえないでしょう.この品物を,物そのものの価値ではなく,しるしとして受け取ってください.最高の贈り物であっても,それをあなたにふさわしいほどすばらしいと言うことは,あなたの価値に対して侮辱となるでしょう.」
 この二つの考え方を並べてみれば,究極のところではまったく同じ考えであることがわかる.どちらも,「おそろしくおかしい」ことではない.アメリカ人は贈り物の素材について言っており,日本人は贈り物をするに至った気持ちのことを言っているのである.
私たち日本人の礼儀感覚が,その振る舞いのあらゆる枝葉末節にまで現れるからといって,その中のもっともつまらないものを取り上げ,それを典型とみなし,それによって原理そのものを批判するのは,誤った結論の導き方である.
 ボブ「だから営業のヒトは"粗品"って書かれた紙で包まれた手ぬぐいやらタオルをくれるんだね!」
ジョニー「まぁ,本音か建前のどちらで考えているかは別の話だし,営業のヒトが持ってくる手ぬぐいやらタオルやらはホントに粗品だからありのままと言えばありのままなんだけど.」
  ボブ「つまり,キミは自粛肯定派なワケ?」
ジョニー「そう言うキミは自粛否定派の様だね.でも,ボクは大して自粛なんかしてないよ.寧ろ不謹慎な方さ,余震の緊急地震速報にジョジョ立ちで待機したり,肩パッドと火炎放射器を揃えようとしたけれど無免許でバギーを運転出来ないコトに気付いたりする程度にはね.でも,この件に関してはさっきの5000RTされた反自粛ツイートよりも新渡戸稲造の文章に軍配を上げたいね,個人的には.」
  ボブ「今を生きる市井の人達5000人の意見よりも5000円紙幣で名前が知られている特権階級の権威を盾にするんだね!!1」
ジョニー「まぁまぁ,落ち着けよ.」

  ボブ「で,原因がハッキリしないまま対策も打てず仕舞いなんだけど?」
ジョニー「だから最初に言ったじゃないか,眉唾だって.」
  ボブ「いやこんだけネタを広げておいて何も成果が無いってのは骨折り損の草臥れ儲けじゃないか.」
ジョニー「ホントにそうかい?キミの今持っている意見は最初と何も変わってないのかい?」
  ボブ「それはあとで胸に手を当てて考えてみるコトにするよ.」
ジョニー「ねぇ,ボブ.キミは地震があってからどんなコトをしたの?」
  ボブ「そうだな……使ってない時間はブツのコンセントを抜くとか厚着して暖房を我慢したりとか?」
ジョニー「Gentooユーザーはemergeを押さえ気味に且つピークシフトを心がけるコトって言う御触れが出たね.」
  ボブ「それから大した額じゃないけど募金もしたよ.」
ジョニー「もともとヒキコモリの技術オタクってさ,あんまコンスタントに消費はしないヤツも居たりするから,そう言うヤツは結構溜め込んでるよね.たま~に一般人には理解不能なブツにいきなりおかしな額の投資をしたり.逆に,常にガジェットやらなにやらに過剰投資気味で金欠でヒーヒー言ってるヤツも居るけどさ.」
  ボブ「ソイツは言わないお約束だろう,ブラザー.あぁ,そう言えば,食品の産地を確認して買う様にしたよ,被災地産の米を買ったりね.」
ジョニー「まぁ,計画停電はもともと必要なかったとか,被災地支援の消費活動を明言しつつも実際には実行しないなんてカンジのブラッドリー効果的なモノも現れそうだけどね.」
  ボブ「どうやら今日のキミは話を丸く収めようって気は無いみたいだね.」
ジョニー「じゃあ,オチはキミに任せようか!」
  ボブ「Pray for Japan!!1」

2011/02/11

MeasureSLOC(&PFMA); /* 2010/08 - 2011/02 */

今年度の仕事が一段落した.
仕様が決まった去年の8月あたりから書き始めたのでほぼ半年分だな.
bench/BENCH_ATAN2_NG.vhd    |  191 ++
 bench/BENCH_CAS_NG.vhd      |  176 ++
 bench/BENCH_CSAV_R.vhd      |  133 +
 bench/BENCH_MASR_R.vhd      |   91 +
 bench/BENCH_PFMA.vhd        | 2215 ++++++++++++++++++++++++++
 bench/BENCH_PFMA_V5DUAL.vhd | 1922 ++++++++++++++++++++++
 vhdl/ABS2SR_C.vhd           |  340 ++++
 vhdl/ADDSR_CC.vhd           |  150 +
 vhdl/ADDSR_RR.vhd           |  244 ++
 vhdl/ADDSR_UU.vhd           |  262 +++
 vhdl/AFIFO.vhd              |  527 ++++++
 vhdl/AGC_CA.vhd             |  204 ++
 vhdl/AGC_DC.vhd             |  412 ++++
 vhdl/AGC_FA.vhd             |  284 +++
 vhdl/AGC_STM.vhd            |  524 ++++++
 vhdl/ATAN2_NG.vhd           |  310 +++
 vhdl/CAS_NG.vhd             |  324 +++
 vhdl/CLTUNE.vhd             |  321 +++
 vhdl/CORRM_DET.vhd          |  313 +++
 vhdl/CORRM_DIAG.vhd         |  279 +++
 vhdl/CORRM_INV.vhd          |  375 ++++
 vhdl/CORRM_NDIAG.vhd        |  301 +++
 vhdl/CORRV_POST.vhd         |  229 ++
 vhdl/CORRV_PRE.vhd          |  304 +++
 vhdl/CSAV_R.vhd             |  403 ++++
 vhdl/DIVSR_CR.vhd           |  184 ++
 vhdl/DIVSR_RR.vhd           |  378 ++++
 vhdl/DIV_SS.vhd             |  254 ++
 vhdl/DIV_UU.vhd             |  211 ++
 vhdl/EDGE_DELAY.vhd         |  163 +
 vhdl/EXTRACT_HT.vhd         |  300 +++
 vhdl/FORGET_C.vhd           |  215 ++
 vhdl/FORGET_U.vhd           |  196 ++
 vhdl/GRLB.vhd               |  117 +
 vhdl/GTSAT.vhd              |  167 +
 vhdl/LP_AFC.vhd             |  614 +++++++
 vhdl/LP_MF.vhd              |  523 ++++++
 vhdl/LP_STD.vhd             |  448 +++++
 vhdl/LT_TIMER.vhd           |  170 ++
 vhdl/MASR_C.vhd             |  162 +
 vhdl/MASR_R.vhd             |  395 ++++
 vhdl/MASR_U.vhd             |  377 ++++
 vhdl/MULSR_CC.vhd           |  436 +++++
 vhdl/MULSR_CR.vhd           |  348 ++++
 vhdl/MULSR_CRCONST.vhd      |  152 +
 vhdl/MULSR_RR.vhd           |  244 ++
 vhdl/MULSR_RRCONST.vhd      |  239 ++
 vhdl/MULSR_UU.vhd           |  246 ++
 vhdl/PFMA.vhd               |  653 +++++++
 vhdl/PFMA_AGC.vhd           |  970 +++++++++++
 vhdl/PFMA_CE.vhd            | 1489 +++++++++++++++++
 vhdl/PFMA_CORRM.vhd         | 1568 ++++++++++++++++++
 vhdl/PFMA_CORRV.vhd         | 1338 +++++++++++++++
 vhdl/PFMA_DMF.vhd           |  523 ++++++
 vhdl/PFMA_V5DUAL_FEBE.vhd   | 1518 +++++++++++++++++
 vhdl/PFMA_V5DUAL_U101.vhd   | 1725 ++++++++++++++++++++
 vhdl/PFMA_V5DUAL_U102.vhd   | 3735 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 vhdl/PFMA_WCAL.vhd          |  403 ++++
 vhdl/PFMA_WFMA.vhd          |  632 +++++++
 vhdl/PWRC.vhd               |  281 +++
 vhdl/Pth_MEM.vhd            |  159 +
 vhdl/ROUND.vhd              |  195 ++
 vhdl/RSSIC.vhd              |  224 ++
 vhdl/R_MEM.vhd              |  145 +
 vhdl/Rh_MEM.vhd             |  152 +
 vhdl/Rt_MEM.vhd             |  152 +
 vhdl/Rth_MEM.vhd            |  177 ++
 vhdl/RttINV_MEM.vhd         |  158 +
 vhdl/Rtt_DIAG_MEM.vhd       |  141 +
 vhdl/Rtt_NDIAG_MEM.vhd      |  141 +
 vhdl/SB_MASTER.vhd          |  783 +++++++++
 vhdl/SB_SLAVE.vhd           |  384 ++++
 vhdl/SFIFO.vhd              |  306 +++
 vhdl/SP_AFC.vhd             |  682 ++++++++
 vhdl/SP_MF.vhd              |  472 +++++
 vhdl/VLTUNE.vhd             |  221 ++
 vhdl/WCAL.vhd               |  330 +++
 vhdl/WFMA.vhd               |  222 ++
 vhdl/WSX_LFSR.vhd           |  412 ++++
 vhdl/W_MEM.vhd              |  154 +
 vhdl/XDPRAM.vhd             |  204 ++
 vhdl/detRtt_MEM.vhd         |  125 +
 82 files changed, 38147 insertions(+)
以前のオレオレ設計資産も流用しているが38kSLOC強,結構小さい.
今回は再帰的にブツを計算するトコロが我ながらエレガントに書けた. :DDD
当初,x[j+1] = f(x[j], ...), x[0] = const.な計算はFPGAには向かんと思ってたんだが,そうでも無かった.
それから,やっぱ逆行列は固定小数点演算だとメンドイ.
VHDL-2008でNew synthesizable fixed and floating point arithmetic packagesっつー話もあるので,この手の苦労話も過去の遺物と化して「昔は大変だったんだよ!!1」的なネタになるかもしれぬ.

今後はしばらくブツのサポート.
その後は,ボスに「ゴニョゴニョしたいなぁ」と言ったら「やりましょう」的な返事を貰ったので好き勝手出来るとオモロいのだが,巧く行くだろうか? :9