今日整理したブツからは狼モノをチョイスした.
- 石塚尊俊 日本の憑きもの 俗信は今も生きている 未來社(1959/07/31) ISBN4-624-20001-2
- クロード・カトリーヌ・ラガッシュ/ジル・ラガッシュ=著 高橋正男=訳 狼と西洋文明 八坂書房(1989/09/10) ISBN4-89694-590-5
- 平岩米吉 犬と狼 築地書館(1990/12/25) ISBN4-8067-2307-X
- ヴェルナー・フロイント=著 日高敏隆=監 今泉みね子=訳 オオカミと生きる 白水社(1991/01/20) ISBN4-560-04023-0
- ジル・ラガッシュ=著 高橋正男=訳 オオカミと神話・伝承 大修館書店(1992/04/01) ISBN4-469-24320-5
- 平岩米吉 狼 その生態と歴史 新装版 築地書館(1992/09/10) ISBN978-4-8067-2338-7
- アベル・シュヴァレイ=著 高橋正男=訳 ジェヴォーダンの人食い狼の謎 東宣出版(1993/03/25) ISBN4-88588-019-X
- 篠田知和基 人狼変身譚 西欧の民話と文学から 大修館書店(1994/02/15) ISBN4-469-25047-3
- エリック・ツィーメン=著 今泉みね子=訳 オオカミ その行動・生態・神話 白水社(1995/03/25) ISBN4-560-04045-1
- ジェラール・メナトリー=著 高橋正男=訳 オオカミ 神話から現実へ 東宣出版(1998/04/15) ISBN4-88588-040-8
- 栗栖健 日本人とオオカミ 世界でも特異なその関係と歴史 雄山閣(2004/02/20) ISBN4-639-01839-8
- 菱川晶子 狼の民俗学 人獣交渉史の研究 東京大学出版会(2009/03/25) ISBN978-4-13-056305-5
- セイバイン・ベアリング・グルード=著 ウェルズ恵子/清水千香子=訳 人狼伝説 変身と人食いの迷信について 人文書院(2009/05/30) ISBN978-4-409-51062-9
- マーク・ローランズ=著 今泉みね子=訳 哲学者とオオカミ 愛・死・幸福についてのレッスン 白水社(2010/04/20) ISBN978-4-560-08056-6
- ショーン・エリス/ペニー・ジューノ=著 小牟田康彦=訳 狼の群れと暮らした男 築地書館(2012/09/03) ISBN978-4-8067-1447-7
- ファーリー・モウェット=著 小林正佳=訳 狼が語る ネバ―・クライ・ウルフ 築地書館(2014/02/08) ISBN978-4-8067-1471-2
- 今村豊 三河のオオカミ・山犬 少年の頃に見た妙で不思議な犬の消息を尋ねて 文藝春秋企画出版部(2015/03/12) ISBN978-4-16-008828-3
アヴェロンの野生児(ヴィクトール)とミドナプールの双子(アマラとカラマ)は狼そのものよりも人間よりなのでチョイスしなかった.コレに反応するの,多分教育界隈とアカデミックを除けば,極一部のオタクだけだと思うんだ.で,その極一部のオタクは「颯仁工房」って言う同人ゲームサークルの「人狼奇譚~そしてぼくらは蒼い夜のうたをきく~」をプレイしてるね,絶対.オレは現役でプレイしてた.好きだったなぁ,コレ.ググってみると,密林で売られてる...随分値段高い気がするケド.
ジャック・ロンドンの野生の叫び声(The Call of The Wild)と白い牙(White Fang)の様なフィクションが過ぎる小説やヘルマン・ヘッセの荒野のおおかみ(Der Steppenwolf)みたいな「狼と全然関係あらへんやん」な小説もチョイスしなかった.前二者は光文社古典新約文庫のヤツで,後一者は新潮文庫のヤツで読んだケド,正直言ってあんま面白かった記憶が無い.
動物学以外に,憑物や人獣変身譚,民俗学の類がチョイスされているのは,まぁ,趣味だな.
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