今日整理したブツからはフランス産のブツをチョイスした.
- ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー1 白水社(2005/11/10) ISBN978-4-560-02574-1
- ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー2 白水社(2007/01/20) ISBN978-4-560-02575-8
- ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー3 白水社(2008/03/10) ISBN978-4-560-02576-5
- ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー4 白水社(2010/06/20) ISBN978-4-560-02577-2
- ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー5 白水社(2013/01/30) ISBN978-4-560-02578-9
- ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー6 白水社(2014/12/10) ISBN978-4-560-02579-6
- ミシェル・ド・モンテーニュ=著 宮下志朗=訳 エセー7 白水社(2016/03/25) ISBN978-4-560-02580-2
ここでは、狩猟という実例を挙げるのが、もっと適切かもしれない。それでもオレは肉を喰うぞ!!1
〈中略〉
無防備で、こちらに少しも危害を加えない、罪もない動物を、追いかけ回して、殺すのを見ているだけでも、わたしなどは、気分が悪くなる。また、よくあることだけれど、鹿は、息が切れて、力が尽き、もはや助かる道はないと感じると、追跡しているこちらに向かって身を投じて、降参し、涙を流しながら慈悲を乞うてくる――《血だらけになって、呻き声をあげて、まるで嘆願するかのように》(ウェルギリウス『アエネイス』七の五〇一-五〇二)。わたしにとって、これはいつも、ものすごく気の滅入る光景なのだった。
エセー 第二巻 第十一章 残酷さについて
- フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 ガルガンチュア ガルガンチュアとパンタグリュエル1 ちくま文庫(2005/01/10) ISBN4-480-42055-X
- フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 パンタグリュエル ガルガンチュアとパンタグリュエル2 ちくま文庫(2006/02/10) ISBN4-480-42056-8
- フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 第三の書 ガルガンチュアとパンタグリュエル3 ちくま文庫(2007/09/10) ISBN978-4-480-42057-2
- フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 第四の書 ガルガンチュアとパンタグリュエル4 ちくま文庫(2009/11/10) ISBN978-4-480-42058-9
- フランソワ・ラブレー=著 宮下志朗=訳 第五の書 ガルガンチュアとパンタグリュエル5 ちくま文庫(2012/05/10) ISBN978-4-480-42921-6
この世界が、あと三年続くかどうかだって、そりゃあだれにもわかりません。いや、たとえもっと続くにしたって、自分は三年生きますなんて、おのれに太鼓判を押すような阿呆がいるかってんですよ。
明日までも生きていられると、請け合ってもらえるほどに、
神様を、がっちりつかまえておける奴なんか、いた試しがない。
(セネカ『テュエステス』六一九-六二〇)
第三の書 第2章 パニュルジュ、ディプソディはサルミゴンダンの城主に任ぜられる。そして麦が青いうちに食べてしまう
おまえは、争いごとを全然仲裁することができんのよなあ。なぜだと思っちょる? ことがまだ青くて、生なのに、しょっぱなからかじりついたりするからだよ。わしはな、すべてを、とりまとめてきたんじゃぞ。なぜだと思う? ことがしっかりと熟して、こなれてから、究極のところでがぶっと噛みつくからだぞ。『ユスティニアヌス法典』契約締結編、<有効法>にも、
アマタノ危機ヲヘテ手ニシタル果実コソ、ヨリ甘美ナモノナリ
と注解してあるではないか。
第三の書 第41章 ブリドワ、訴訟調停者についての話をする
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