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2010/01/10

TLUG: goto utopia; /* wrong */

TLUGのテクニカルミーティングに行ってきた.相変わらず英語が聞き取れずに,前半でのネタで大笑いした後,気絶してた. :DDD
爆笑してたネタと言うのは,/etc/X11/xorg.confをバックアップする事で管理する方針を取った場合にどうなっちまうのかと言うモノだった.確かこんな感じだった.
$ ls /etc/X11
xorg.conf
xorg.conf.20090109
xorg.conf.bak
xorg.conf.bak.2
xorg.conf.bak.bak
xorg.conf.bak.bak2
xorg.conf.old
xorg.conf.old.bak
xorg.conf.old.bak2
xorg.conf.old2
xorg.conf.older
xorg.conf.oldest
一人でクソウケた. :DDD

全然カンケー無いけど,最近発見した上祐史浩オフィシャルサイトが香ばしい.釣りネタとしてはちょうど良いので晒しておく.「宗教かよ!」とか思うかもしれないけど,オレは無宗教でその手の徳は積んでないので,ポパーせんせーに登場してもらおう. :D
反駁



第十八章 ユートピアと暴力

暴力を憎み,暴力を減少させるために,また,もしできるならば,暴力を人間生活から除去するために働くことを,自分たちの最も重要であると同時に最も望む課題の一つであると確信している人びとは多い.わたくしは暴力に対するこの様な願望に満ちた敵の一人である.



二人の人間が対立するのは,かれらが意見を異にするか,利害を異にするか,あるいはその両方であるかするからである.社会生活には,なんらかの仕方で決着をつけねばならない多くの種類の不一致がある.



だが,どのようにして決着をつけることができるのだろうか.とりうる方法は,たいていの場合,ただ二つしかない.すなわち,議論(仲裁機関––たとえば,ある種の国際裁判所––に付託される議論をも含めて)と暴力,という二つの方法である.あるいは,衝突しているのが異なる利害である場合には,とりうる二つの方法は,合理的な妥協か,さもなければ,一方の利害を粉砕しようとする企てか,のいずれかである.

わたくしが合理主義者という名で呼ぶのは,暴力によってではなく,議論によって,ある場合にはおそらく妥協によって,決着をつけようと努める人である.つまり,合理主義者とは,暴力によって,威嚇や脅迫によって,あるいは口のうまい宣伝によってさえ,他人を粉砕するのに成功するくらいなら,むしろ議論によって他人を納得させるのに失敗する方がましだ,と考える人なのである.

わたくしが合理的態度といっているものは,議論によって人間を納得させようとすることと,宣伝によって人間を説き伏せようとすることとの相違を考えてみるならば,よりいっそうよく理解できるであろう.

その相違は,議論を用いるか否かということに重点があるのではない.宣伝もまた,しばしば議論を用いるのである.また,その相違は,われわれの議論は反論の余地のないものであって,分別のある人間なら誰もがそう認めるにちがいない,というわれわれの確信にあるのでもない.むしろ,その差異は,互酬互譲の態度,つまり相手を納得させようとするだけでなく,もしかしたら自分は相手に納得させられてしまうかもしれないという心構えをもつことにある.わたくしが合理的態度と呼ぶものは,次のような表現で特徴づけることができよう.「わたくしは自分が正しいと思うが,しかし間違っているかもしれない.そして君が正しいのかもしれない.とにかく,それを討論しあおうではないか.なぜなら,討論しあうことによって,お互いが自分は正しいのだとただ言い張っているよりも,真の理解によりいっそう近づける見込みがあるからだ.」



社会生活において互いに相手と対処しあう時,この合理的態度を実際に行動に移す場合にのみ,はじめて暴力を避けることができる,とわたくしは信じている.これ以外の態度はすべて––たとえ穏やかな説得でもって他人に対処し,自分の所有を誇るすぐれた洞察力にもとづく議論や実例によって,また自分がその真理性を絶対的に確信している議論や実例で相手を納得させようとする一方的な試みでさえ––おそらく暴力を生み出すであろう.いかに多くの宗教戦争が愛と優しさを説く宗教のために闘われたかを,われわれの誰もが覚えている.また,永劫の地獄の業火から人びとを救おうとする正真正銘の親切心から,いかに多くの人間が生きながら火あぶりにされたかを,われわれはよく覚えている.
こんなん言った後で,ポパーせんせーはユートピア主義をパネェくらいにボコボコにすんだけど,長いので割愛. :D

件のイカす上祐のサイトには,一連のオウム関係の事件の総括やらの内に,彼のオレオレ宗教観点からの似た様な考察が書かれている部分があったので,「ふーん,へー,ほー」とか思った.

ちなみにですね,彼の文章からは大層な事を学んだ様な感じを受け手に与える影響が深読み出来るんですが,上に引用したポパーせんせーの本は,"たった"6500円です.私は中古で買ったので多分もっと安いけど,値段は忘れた.まぁ,ゔぃみょーなオレオレ主張に耳を傾けるよりはカタい本を読んだ方がオレには分かり易かった. :D

修正:若干のtypos.

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